議員定数問題

[ 2010年4月8日(木) ]

総務省が、人口割合で示している議員の上限枠を撤廃する方向で調整に入っている。直ぐには出来ないだろうが、それぞれの自治体で自由に決めてくださいとなるのだろう。現在の庄原市の場合は、人口5万未満ですから、上限は26名となっていますが、1名少ない25名の議員がいます。

地方自治法第91条に、市町村の議会の議員の定数は、条例で定める。2 市町村の議会の議員の定数は、次の各号に掲げる市町村の区分に応じ、当該各号に定める数を超えない範囲内で定めなければならない。とあります。要は、今でもお好きにどうぞとなっているのですが、なるべく上限枠一杯の議員数を確保したいがために、多くの議員が、自治法91条を錦の御旗としているのです。

庄原市の議員定数25が多いのか少ないのかと問われれば、「多い」と私は答えます。前から書いているように、18名がええんじゃないですか。広大な面積がということを言う議員がいますが、ナンセンスです。三次市の人口比率程度の18名の議員で問題ないでしょ。そして、やはり問題となるのが、議員報酬です。手取り20万程度では、志だけでは飯が食えません。

その程度でええじゃないかと言えば、その程度の議員しか出てこないのも事実です。それでもって、陰では馬鹿にされている現実。だから本気で議員活動をする訳がないではありませんか。しかし、党の看板を背負っている議員は、そうはいきませんけどね。どの議員もが、市民の代表として本気で議会で議論することができれば、庄原は確実に変わります。執行者の言いなりにならない議会に変わります。

議員定数を18名とし、議員報酬を年額800万程度に引き上げるべきだと考えます。その為には、議会報告会(意見交換会)の実施やネットでの議会等の中継は必須条件です。そして、最終的には、通年議会とすることです。そうすれば、知らなかったとか、聞かなかったとかということはなくなります。私は、18名と800万を主張していきます。