議会基本条例

[ 2010年4月9日(金) ]

庄原市議会の議会運営委員会が中心で進めている 「議会基本条例」が、頓挫しそうです。ついこの前の議員全員協議会で、経過報告を議会運営委員会の委員長がしたばかりですが、来週の火曜日にまたも議員全員協議会を開いて 「議会改革について」協議することになりました。

議会改革について何を協議するのかと言えば、議会基本条例の制定を意味します。三次市議会が3月議会において 「議会基本条例」を制定しました。議会のあるべき姿を条文化しものですが、当たり前のことばかりなんですね、中身は。私はもっと重要なことは、議会事務局の充実だと考えています。議員の要求に対して素早い対応ができる体制が欲しいところです。

議員発議による条例制定をしようとすれば、今の体制では到底無理というものです。下請けに出せば可能かとも思いますが、費用がかかります。ですから、法務に詳しい職員も必要となります。今は、目の前のハエを追うのが精一杯状態ですから、政策についての勉強会を開こうにも議員さんでやってくださいですから、誰もしません。もう、手一杯というのが現状です。

議会報告会をやりたくないという議員がおられるそうですが、やりたくない人はやらなければいい。次は確実に落選の憂き目をみることになります。議会改革ということは、これまで何もしなかったことを改めるということです。選挙の1週間だけ人前で名前を連呼することが選挙運動ではありません。4年間の議員活動が市民に見える形にすることが選挙運動となるのが、議会改革であり、議会基本条例の制定だと思います。

やる気もないなら、議会改革なんて言うな!やったふり改革なら、するな!