トーンダウン

[ 2010年4月3日(土) ]

ある方から、「林さん、近頃、トーンダウンしたんじゃないの」と言われました。確かに、ブログの書き方は、やわらかくなっているのは事実です。いくら過激に書いたところで、何も変わらないという意識もありますが、自分の考えを政策として訴えることの重要性を感じています。

「人の悪口は密の味」と言われますが、確かに権力批判はその類かも知れません。誰もが思っていても、大きな声で言えないもどかしさを、代弁してくれる人がいれば、拍手喝采します。しかし、その不満は解決されるものではありません。現在の鳩山政権は、民衆の声に後押しされて政権を取ったのですが、既にその民衆は離れていっています。不満が解決されていないからです。

政治に100点はありません。良くて40点が最高だと思います。ある商品で6割のシエアーを持っているとすると、全てがその商品に見えるほどだそうです。私の政治スタイルは、これまでの議員がしなかったことは全てするでやってきていました。議員勉強会を立ち上げ、会派も結成しました。各地の先進事例を学びにも行きました。議会報告会も行いました。

1年間、会派にも属さず、1人で活動してきました。どういう訳か、多くの議員が私を避けています。「林と関れば、反市長派とみなされる」ということのようです。議会は基本的には、野党でなければなりません。市長が与党をお願いしますということはあり得ません。どこかで大きな勘違いをしているのが、今の議員ではないでしょうか。群れていると安心できるのでしょう。

議会運営委員会で、議会基本条例を制定すべく勉強がなされています。6月までに、議会報告会もすると言っていますが、大いに宣伝して多くの市民においでいただき、意見交換を行いたいものです。一方的な議会報告会では意味をなしません。