「県民の森」指定管理者が自己破産

[ 2020年8月1日(土) ]

今朝の中国新聞に大きく取り上げられた通り、広島県立県民の森の指定管理者である第三セクター「比婆の森」が昨日(7月31日)、広島地裁三次支部に自己破産を申請しました。

3年前の私のブログにも書いていますが、広島県と庄原市の関係が分かりずらい指定管理のやり方をしていた県民の森ですが、コロナ禍による自己破産と言っても良いでしょう。しかし、経営が悪化してきた原因は、自分たちでは対応できない近年の暖冬による雪不足でスキー場収入が落ち込んだことが大きかったのではと考えられます。

新聞記事に、湯崎知事と木山市長はそれぞれコメントを出し、「連携して早期再開に向けて対応を進める」とありますが、果たして今回の事件で県と市は連携していたのか、甚だ疑問の残るところです。だれが考えてもいきなり自己破産申請なんてあり得ないと思いませんか。これからもつれた糸がほぐされてくるでしょうが、根深いものを感じます。

コロナによりキャンプや登山客が相当に増えていたのですが、本当に残念です。
参考までに、3年前の私のブログです。