広島県庄原市 市議会議員 はやし高正

今日開催された議員全員協議会で、「庄原市独自の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の概要が発表になりました。総額、328,824千円で、内327,588千円は国の臨時交付金で賄われますが、庄原市には総額7憶円の臨時交付金が交付されるそうです。

大きく3本の施策・事業があり、①感染拡大防止対策に41,310千円。②雇用の維持と事業の継続支援に246,590千円。③新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化に40,924千円。私が感じた目玉は、感染症の影響を受けながらも、雇用を維持している企業等を支援するための助成金を給付する事業の246,590千円です。今回の補正予算の実に、74％の予算額です。

内容の詳細は臨時議会の時にされるみたいですので、詳しく聞けませんでしたが、一定期間に一定の売上減となった会社に対し、雇用者数×10万円を給付するというものです。想定は、1人～99人の1897人分（189,700千円）、上限1000万円とし、100人以上雇用している事業所が3社（30,000千円）、個人経営164社×10万円（16,400千円）、合計236,100千円。

問題は、交付要綱です。政府の持続化給付金の様に厳しい要綱であれば申請そのものが出にくくなりますので、交付基準も庄原市独自のもので構わないと思いますので、速やかな対応が必要です。今日の議員全員協議会でも、出来るだけ早い実行を要請したところです。仕事が減ったなかで従業員の雇用を守ることは本当に大変です。交通事業者に対しては、運行継続支援給付金10,490千円も予算化されることとなっています。