またしても線状降水帯

[ 2020年7月6日(月) ]

西日本豪雨の時もそうでしたが、今回の豪雨も線状降水帯によるものだそうです。詳しい解説は専門家に譲るとして、雨雲が列をなして帯の様になり同じ場所に居座って大量の雨を降らすことで大災害が引き起こされるということです。しかし、予測は非常に難しいそうです。

これも地球温暖化の影響であると言われていますが、問題は雨量にあります。冒頭にも書きましたが、同じ場所に居座る訳ですから一気に大量の水が出てきます。結果、報道の通りの大災害となりました。予測不能ですので、誰を責めることもできません。水路も川も、想定を超える水量を処理できなくなったのです。

住民の方が、「これまでは地震の備えだけを考えれば良かったが、水は想定外」と言われていましたが、泣くに泣けません。平成30年の西日本豪雨では多くの人命が失われ、住宅被害も甚大でしたが、今回もそうですが、災害を抑え込むことはできません。球磨村の特別養護老人ホームではバックウォーターにより多くの犠牲者がでましたが、存続できるのでしょうか。

これから復旧・復興となっていきますが、人はどういった場所に暮らせば良いのでしょうか。排水能力を超えた雨量であればどこに暮らそうと水害にあいます。三次市の例でも、排水ポンプが故障すればただの鉄の塊でしかありません。今回の映像を見ていると、垂直避難でも無理だった場所が相当数あったように思います。

これは私の考えですが、家の保険に加入する際の査定を厳格にする必要があるのではないでしょうか。立地場所の危険度によるランクを設ける。そして市道や側溝の管理者である自治体の責任区分を明確にして保険に内容が反映される仕組みを作る。山の木の植生等についても環境税を活用して災害に強い山にしていく。被災して考えるのではなく、減災を考えるべきではないでしょうか。