予算決算常任委員会

[ 2020年6月11日(木) ]

本日、午前10時より一般会計補正予算(第4号)と比和財産区特別会計補正予算(第1号)を予算決算常任委員会で審査しました。揉めるほどのものはなかったのですが、企画課から提案された「かんぽの郷庄原」への調査費300万円は何のためと複数の議員が質問しました。

昨日のブログで、かんぽの郷庄原を庄原市が購入して下さいという要望書が市内4団体から出されたことには触れましたが、調査費はその前段ではないかということを強くおっしゃる議員がありましたが、現在の経営者がちゃんと経営していることを考えると、失礼千万な勘繰りだと私は感じました。庄原市が購入して指定管理で運営するのではとまで言われたのにはいささか呆れましたね。

私は前から言っている様に、出来るだけ長く日本郵政に所有して貰うのが一番だと考えています。企画建設常任委員会としての中間報告でも発表した通り、「譲渡ありきの議論」ではなく、あらゆる手段を講じて日本郵政と折衝することが先決です。プロ(調査費300万円)による経営分析から瓢箪から駒となり、日本郵政に対して思い切った提案ができるかも知れません。

確かに、執行者からかんぽの郷庄原に関する情報は一切なく、誰が庄原市が購入すると言っているのか知りませんが、先ずは、安定経営に持っていくことが先決です。そのお手伝い(知恵を出す)をするのが庄原市や庄原市議会の役目ではないでしょうか。コロナも落ち着いてきたら、東京の日本郵政の本社に直談判に行ってきましょうかね。

肝心の補正予算ですが、委員会では全会一致で可決となりました。