企画建設常任委員会

[ 2020年6月10日(水) ]

商工観光課から、「新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済対策について」、庄原商工会議所、備北商工会、東城町商工会の現在の状況について説明を受けました。一番安心したのは、市内で廃業や倒産が1件も出ていないという報告でした。

コロナ問題で苦戦している業種は、宿泊、飲食、理美容、貸切バスだそうですが、解雇は発生していないそうです。恐らく自己資金の取り崩しもあるのでしょうが、国の持続化給付金やセーフティーネット資金等を申請して踏ん張っておられるのではないでしょうか。庄原市独自の中小企業者等事業継続応援給付金(1事業所10万円)は、13件に給付予定だそうですが、期間延長も検討するそうです。

もう一つの、感染症拡大防止補助金(1事業所上限30万円)は50件以上の問合せがあり9件が申請されてるとのことです。こちらは9月末までですので、まだまだ多くの申請が予想されるとのことでした。県の休業協力金の申請は、205の市内事業者が申請されたそうですが、6月8日で終了しました。商工団体の相談業務は随時行われていますし、本庁1階窓口でも相談所を開設していますので、ご利用下さい。

個人的に感じたことを少し書かせていただくと、市独自の中小企業者等事業継続応援給付金の申請がもっとあるかと思っていたのですが低調ですね。そこで、以前私が提案した、売上が前年同月比を20%~50%減少にし、給付金も10万円を20万円にアップすべきと思います。そして、申請の簡素化も考えて欲しいですね。これから更に厳しくなる業種も出てくるのではないでしょうか。

そして、昨日のブログに書いていた通り、かんぽの郷庄原の経営継続に関する要望書が市内4団体から提出されていましたが、企画建設としては、「譲渡ありきではない」というスタンスで議論してきていますので、現在のサンヒルズ庄原の経営状況について各委員にお話しさせていただき、今後とも、日本郵政と交渉を続けていくことを確認したところです。