明日は棟上式

[ 2010年3月20日(土) ]

地元の「板橋さとやま学びの森」を3年ほど前から整備しているのですが、明日はいよいよ障害者用トイレの棟上をする日となります。これまで、作業棟や研修棟、炭焼き窯などを整備してきたのですが、明日は念願の障害者用の簡易式水洗トイレの棟上式です。

広島県の森づくり県民税を活用して整備を進めてきた学びの森も、およそ3ヘクタールとなりました。遊歩道も整備でき、多くの児童生徒が教育の一環として山に上がってきたり、高齢者が昔の山を懐かしんで来てくださったり、各種イベントをしたりと、大いに活用しているところです。これまでは、仮設トイレ2基で対応していたのですが、不自由ですので、21年度は障害者用トイレの整備をすることとしました。

明日は地元の「さとやま友の会」のメンバーが集まって、1日で建ててしまう予定です。幸いに、会員には左官・大工・電気設備・水道設備などを生業としている者も多く、少ない予算を有効に活用できる体制があることも短期間に山の整備ができた要因でもあります。今年は、6月6日(第一日曜日)に開催される「ひろしま山の日」の庄原サテライト会場にも決まっています。

新年度は、整備した里山と未整備の山との景観の差が出てきたので、未整備の山の手入れを優先して行う予定にしています。これが完了すると、4ヘクタールの規模になる予定です。山の入り口に借りている古民家も再生しているところで、いよいよ宿泊体験型の学びの森が誕生します。色々な人たちに、宿泊してもらい、農作業や山の作業を体験してもらう予定です。その中から、一人でも庄原に住みつく人がでることを願っています。