新型コロナウイルス感染症緊急経済対策について

[ 2020年5月11日(月) ]

本日開催された議員全員協議会の協議事項は、タイトルの通りの長たらしいものでした。医療・福祉・教育を除いた経済行為を行っている事業者に対する緊急経済対策は、速度は遅かったですが、第一次補正としては企画建設調査会で要望した内容に沿ったものでした。

最終的に補正予算が確定するのは14日の臨時議会となりますが(国が市民1人あたり10万円を給付する特別定額給付事業3,498,127千円と子育て世帯臨時特別給付金事業38,531千円は5月1日に専決されています)、庄原市独自の中小企業者等事業継続応援給付金が、前年同月比で売上が30%以上50%未満の減少となっている事業者に対し応援給付金・1事業所当たり10万円を給付します。総額78,300千円です。

政府の「持続化給付金 法人200万円、個人事業者100万円」は、売上が前年同月比で50%以上減少という基準がありますので、庄原市内の零細企業(個人商店含む)を支援する目的で「応援給付金 10万円」が創設されたものです。そして、商工団体支援拡充事業として、市内の3商工団体による情報発信・相談業務、申請書作成及び申請代行支援に対し2,922千円が予算化されます。できれば、もっと手厚く!

補正予算総額(予定)は、278,331千円で、その財源は、国からの臨時交付金155,261千円、国県その他22,543千円、一般財源(財政調整基金)100,527千円となっています。庄原市独自事業として医療機関が実施する感染防止の取組支援に対し、1病院当たり50万円、1診療所(歯科含む)当たり20万円の支援金。庄原赤十字病院に1200万円、西城市民病院に600万円を感染防止対策補助金。総事業費27,700千円は全額臨時交付金を充当します。

今回の補正予算は緊急対応であり、経済は生き物ですから、私は6月7月でもっと影響が出てくると思うので、2次補正を速やかに考えるべきと要望しました。他の議員さんたちからも色々な要望が出されていましたが、企画建設常任委員会でも早期に集約して執行者に伝えなければなりません。また、長時間考えるんだろうけど、スピード感が無さすぎますね。