企画建設調査会でした

[ 2020年4月23日(木) ]

午後1時から、庄原商工会議所、東城町商工会の担当者と商工観光課を召致しての調査会を開催しました(備北商工会は都合により欠席でした)。最初に新型コロナウイルスに対する現状報告を行っていただき、各委員との質疑を通して課題解決の方策を探りました。

思ったより融資相談や雇用継続相談などの件数が少なかったことに驚きました。売上の急激な落ち込みは3月からですので、今は何とか凌いでいるといった状況だろうと感じました。恐らく、連休明けくらいから相談件数は一気に増えるだろうと予測されており、マンパワーの確保を急いでいるとのことでした。つまり、各種申請書類記入のサポートができる職員の絶対数が少ないのだそうです。

私も経産省の「新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ」という資料をダウンロードしていますが、読んだだけで、「はい、分かりました」とはなりません。メニューは沢山あるけど、どんな料理なのかは分からないという感じです。社会保険労務士に相談して指導してもらえばスムーズにできるのでしょうが、庄原市内には3名しか資格者がいらっしゃらないそうです。

今日の議会運営委員会で5月14日に臨時議会が開会されることが決まりましたが、その前段の4月28日に議員全員協議会が開催されることも決まりました。そういうこともあるので、敢えて委員長ですが、私の提案をお話させていただきました。庄原市内の零細事業者で売上が前年前月対比20%~30%減少したところには一定の証明があれば、20万円を市独自の持続化給付金として支給するというものです。

返済不要ですし、使途も自由です。財源は、財政調整基金とし、予算枠は1億円。そして、今回のコロナウイルス感染拡大を大災害と捉え、募金活動すればどうかと提案しました。国からの給付金1人10万円を活用しても構わないし、余裕のある方は多額の寄付をされても結構ですから、その寄付を財源として各種施策の支援金に使えばと考えます。

担当の商工観光課からは、そんなアイデアも出ていますが、長期戦になることを考えると二の足を踏むという感じの答弁がありました。私は何もせずにいたずらに時間だけが過ぎていくことが我慢なりません。国家存亡の危機と言える今を、みんなで支えましょう。