広島県庄原市 市議会議員 はやし高正

見えない敵と戦っている今回の新型コロナウイルス問題ですが、広島県からも特定業種に対して、営業自粛要請が出されました。要請に応じないお店や会社は、名前の公表も検討するというより踏み込んだものとなってきています。

今日も同僚議員との会話で、「パチンコ依存症の人はどうすんかね」と聞かれましたが、どうされるのでしょうか。観光地の方々も、「できるだけ来ないでください」と訴えられていますが、外出禁止令がでている訳ではなく、強制力はありません。クラスターが発生したお隣の三次市と庄原市を比較すると、三次市は静まり返っていると言ってもいい状況に見えます。

湯崎知事が県の職員に給付される1人10万円を集めて基金にするという案を発表されましたが、かなりの波紋をよんでいます。恐らく、庄原市議会でも話題になると思いますが、10万円×20人＝200万円を県の基金に積むべきでしょうか。県議会では、個人のお金を供出させるのは如何なもんかという意見もでています。しかし、協力支援金の財源として約100億円が必要で、県職員全体で取り組めば、約25億円集まるそうです。現在の広島県の財政調整基金の残高は、33億円ほどだそうですので、湯崎知事も断腸の思いで発表されたのだと思います。

庄原市の職員と基金の話をしたところ、「金額は一律ではない自由意志によるタル募金でもしたらどうか」という話もあるそうです。10万円給付には所得制限が無かった訳ですから、個人の考えで、「給付を受ける人」、「給付を受けない人」、「給付を受けて寄付する人」等、色々あっても良いのではないでしょうか。でも、貯金が一番多いと思います。