本当に疲れた

[ 2020年4月20日(月) ]

昨日は地域の溝堀作業があり、午前8時から2時間余り農業用水路に溜まった土砂や落葉を鍬ですくい上げました。中腰での作業ですので体に堪えますが、共同作業ですので休む訳にはいきません。高齢化等で作業に参加する人が年々減少しており、作業負担が増しています。

昨年からのバッファゾーン整備のお陰で水路に落ちる落葉が格段に減っており、何とか少ない人数でも溝堀を2時間で終えることができましたが、作業しながらの話題は、これからの共同作業をどうするかでした。水利組合には将来に備えるということから、20年位前に水利費を大幅に増額しており、かなりの貯えがあります。ですので、最悪は業者委託も選択肢の一つと考えています。

とは言いながら、溝堀が終わってから排水路の整備作業を有志で行いましたので、やる気になればできるとも感じました。そして、午後からは私ともう1人の2人で電気牧柵のメインテナンスと除草剤散布を行いましたが、これが本当に大変な作業で、終わったのが午後5時30分でした。今回はテストケースとして2人でどの程度できるかやってみたのですが、多くの課題が明らかになりました。

集落全体を電気牧柵で囲っていますが、非農家の方々にもご協力いただき敷設した経緯があるので、集落全体で維持管理する話し合いを持つ必要があります。溝堀もそうですが、個々で対応には限界がありますので、集落全体で取り組む必要があります。これからの最大の課題は、草刈です。地域独自の草刈隊の編成も考える時期に差し掛かっているとも言えます。

今までは集落を維持することをそれほど難しいこととは思っていませんでしたが、高齢化による離農など、これまで考えてもみなかったことが起きています。どうやったら今の環境を維持できるか、知恵をだし、行動あるのみです。