― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2020年3月18日(水) ]
我々の会派がどうして、「比婆いざなみ街道マラニック」の予算を0とした修正案を出したのか少し詳しくお話したいと思いますが、庄原市のホームページにある「比婆いざなみ街道物語」をご覧いただく必要がありますので、先ずは色違い部分をクリック!
話せば長い話ですが、この「比婆いざなみ街道物語」は、比和から西城に通じる県道を整備する手段として編み出されたものです。県に整備要請を何度しても色よい返事がもらえず、観光を絡めて行えばという職員のアイデアがきっかけでした。今から7年前に木山市長が誕生し、「しょうばらが一番」というキャッチフレーズから道の改良は控えめにして観光振興、各地の特産品の磨き上げ、交流人口の増加、最終的には定住につなげるとという途方もない物語となりました。余裕のあるかたは、ホームページにあるPDF「比婆いざなみ街道物語」をご一読下さい。
今回、企画建設分科会での「いちばんづくり課」の予算審査の時、「比婆いざなみ街道マラニック大会実行委員会負担金」に関しては、「市民間でも賛否が割れており、新たな街道づくり推進事業も動いている中で、第4回目の比婆いざなみ街道マラニックをどのような形で実施を考えているのか」との質疑に対し、「比婆いざなみ街道のPRと同時に、新たな街道づくりと連携する中で、何か事業展開ができないかと考えている」との答弁がありました。まとめの段階で、私がマラニックについて考えてみて欲しいということを言いましたが、止めるほどのことはないので、しっかりと注意勧告ということで良かろうということで決着しました。
問題は、この時に「何か事業展開できないか考えている」ということで審査を終えたことにあります。これは主査である私のミスであるかも知れません。しかし、3月13日に大変な事実が明らかになったのです。これは憶測ですが、マラニック予算に対して修正案が出されると知った何者かが、「比婆いざなみ街道・帝釈峡マラニック大会(案)について」というペーパーを会派代表者に配ったのです。あいまいなままにして予算を通しておいて、いざなみ街道を通らない帝釈と神石を通るマラニックに衣替えするつもりだったのだと想像できます。これって、後出しじゃんけんどころじゃない、詐欺まがいの行為です。
資料室に「比婆いざなみ街道・帝釈峡マラニック大会(案)」をアップしましたので、ご覧ください。「比婆いざなみ街道物語」とは全く別物の、ただのイベントです。議会には正式な話は全くなく、一部の議員だけが知っていたような節がみえますが、庄原市の予算140万円はどこに行くのでしょうか。
書いていたもカリカリしてきます。どうぞ、趣旨や実施内容をよく読んでみてください。私たちの考え方が間違っているとは思いませんが、14名の議員は原案に賛成されました。しかし、結果からすると、私たちが間違っていることになります。主査報告のYouTubeの録画がありますので、さあ、みんなで考えよう!
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