会派視察

[ 2019年12月26日(木) ]

飛行機利用だからできた視察・研修が、「白老町と中標津町」でした。以前のブログにも格安費用等のことは書きましたが、会派視察についての考え方を少し書いてみたいと思います。

私たちの会派は年度初めに、会派として活動する方針を話し合って決めます。ちなみに、2019年度の取り組む課題は、「生活交通問題と自治振興区と支所の役割分担について」ですが、これまでの重要課題への取り組みも継続していますので、カレンダーを見ながら、課題解決に向けた視察・研修先を決めていきます。

そして、会派活動報告会の日程を決めたりしていきます。予定通りにならないこともありますが、全員参加が基本です。冒頭書いた、白老町議会は通年議会の研修だったのですが、話題には毎年上っていましたが北海道であり、決断できずにいました。そこに、まちづくりで有名な中標津町とのセットが可能ということが分かりましたので、強行日程でしたが、実現しました。

移動手段は基本、公共交通です。福井県の名田庄診療所まで全て公共交通を利用して往復しましたが、凄く大変でした。ですので、中村医師は自家用車で庄原に来られました。視察行程はほぼ私が組むのですが、観光会社ができそうと勝手に思っています。そういったことが可能になったのは、ネット環境が整備された結果です。

以前、会派でドイツ視察に2度行きましたが、ドイツ国内の移動も全て公共交通を利用しました。外野からは、「観光旅行じゃないか」というヤジもありましたが、私の友人の通訳と一緒に立てた視察経路ですので、遊びは一切なく、歩け歩けのドイツ人気質で毎日相当な距離を歩きましたね。研修の成果は林業、交通、観光にと大いに活かされていると自信を持って言えます。

ある自治体の首長さんが、「日本にない政策に関しては、海外に行って見聞を広めるべき」と私に言われましたが、やはり現地に行かないと見えないものが沢山あります。白老町議会で学んだ通年議会制度を庄原市議会でも検討してはどうかと考えていますが、そろそろ議会運営委員会あたりで視察に行かれてはどうかなと思います。

最後に政務活動費の使途基準についてお話ししたいと思いますが、庄原市議会の使途基準等を貼り付けておきますので、お暇な時に読んでみて下さい。他の市町に比べると格段に厳しい使途基準となっています。