今回の質問の狙い

[ 2019年12月11日(水) ]

今回は会派で統一した質問となっていますが、要は、「どうやったら庄原が元気がでるか」という趣旨での質問です。市長は「庄原いちばんづくり」の取り組みで多くの成果を紡ぎだしたと言われていますが、私にはピンときません。

庄原市の最重要課題は、「人口減少」であると第2期庄原市長期総合計画に大見出しで書かれています。つまり、全ての政策と諸施策は、人口減少対策に振り向けると宣言しているのと同じだと私は判断します。何故なら、人口減少による影響について、(1)行政効率の低下(2)地域産業の衰退(3)地域活力の減退(4)生活不安の増大と待ったなしの状況であると、ある意味自認した記述があります。

長期総合計画策定に向けて市内の中高生にアンケートを取っていますが、平均すると将来、約36%の生徒が庄原市で暮らしたいとなっていますが、現実はそうはなっていません。その原因を一般質問で質しますので、今は内緒!実は、隣の三次市も平成30年3月に第2次三次市総合計画に関わるアンケートを中高生に実施していますが、庄原に無い、興味ある回答がありました。

庄原市の基本計画の⓶“にぎわい”が実感できるまち(産業・交流)は、「庄原いちばんづくり・重点事業」では、新たな「にぎわいの潮流」の創出という括りで計画されていますが、作文が上手な人が書いたのか知れませんが、「あくまでも計画です」と開き直るのでしょうか。もう、キャッチフレーズだけの政策では人口減少には立ち向かえません。

計画は立てたからには遂行するのが筋ではありますが、見直すことも大切です。その際、多くの市民の意見をいただくことが重要かと思います。そして、結論を焦らないことも大切だと思います。議員からこんなことを言うのは何ですが、議員と議会を使うことを忘れないで下さい。自分たちが選んだ議員を徹底的に使いましょう。