嫌なら外遊

[ 2019年12月10日(火) ]

臨時国会も昨日閉会となりましたが、閣僚が2名辞任し、「桜を見る会」もうやむやなまま、それでも自分が憲法改正すると大見得を切りながら、結局は癒しの外遊にでる安倍さんです。菅官房長官も苦しい答弁で、いよいよ簾頭がバーコードです。

トランプ大統領の支持率は一定していますが、安倍さんは下がれば外遊でほとぼりを覚まして支持率回復ということだそうです。何か大きなことを成し遂げたかと問われれば、「さあ?奥さんは結構派手にやられましたけど」という程度ではないでしょうか。憲政史上最長の在任日数になった安倍首相ですが、アメリカの傘に守られているのでしょうか。

日米貿易協定が来年1月1日に発効が想定されていますが、自動車関税は未決着となっています。トランプ再選も危ない状況ですので、TPP復帰も睨みながらの交渉は続くみたいですが、世界経済の減速に何とか歯止めがかかることを期待するものです。話を戻しますが、安倍さんが外遊してどういう成果があったのでしょう。援助金は相当にばらまいたみたいです。

日本の借金は、1080兆円だそうですが、ミャンマーに対し債務のうち新たに2000億円免除し、およそ5000億円の債務を解消し、910億円のODAを実施。更にASEAN向けODAを5年間で2兆円実施と表明しています。そりゃあ、安倍さんに来て欲しい訳です。日本はアメリカに代わって中国に対抗してお金をばらまくアメリカいいなりの国ですから。