― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2019年12月7日(土) ]
13日に行う一般質問の聞き取りを行っているのですが、聞き取りではなく、逆に私が質問の手順というか答弁の仕方などを指導する様なへんてこりんなことになったりしています。どうしてこんなことになっているのでしょう。
職員の皆さんが、「宜しくお願いします」と口を揃えて言うのですが、厳しい質問はしないで下さいということだと思います。冒頭に書いたように、一般質問が成立しない雰囲気を感じる課がいくつかあります。一般質問は、先ず、私が質問します。次に、市長答弁があります(踏み込まないありきたりの答弁)。そして、一問一答による丁々発止の議論がスタートします。
問題は誰が答弁書を書いたのかなんです。大抵は係長が書くと聞いていますが、ものによっては課長が書きます。庄原市議会では答弁は担当課長が行いますので、「私が責任をもってやります」なんてことはあり得ません。ここまでは、セレモニー一般質問で、更なる課題解決について質すと、殆ど理解していない部長や副市長が答弁に立ちます。
一般質問は議事録が残されますので、執行者の「約束」はまずありませんが、議員は何とか「約束」を取り付けようと努力します。しかし、そんな茶番劇は、執行者から依頼された「やらせ質問」では時にあります。自分たちがやりたいことに対して、「同意」を求めるもので、「〇〇再開発は必要と考えるがどうか?」なんか質問した議員がいたよな。
一般質問は喧嘩する場ではなく、執行者の政策や施策に対して、市民目線での妥当性などを検証する場でもあります。だから、同じテーマで1年に1度は質問を繰り返すこともあります。繰り返すということは、応援か中止のどちらかといえます。一般質問を議場やネットで傍聴されている皆さんはお分かりと思いますが、セレモニーで終わる質問では進歩がありません。
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