投げ出さない

[ 2007年9月6日(木) ]

今日は、市長・副市長・生活安全部長・保健医療課長の4名に説明員として出席いただき、教育民生常任委員会が開催されました。メインの協議事項は、西城市民病院の経営に関するものでした。

これまで委員会として継続して審議してきた西城市民病院の経営について、理事者側も全く同じ共通認識を持たれたとことが本日、確認されました。思えば、私が議員なってすぐの時からですから、およそ2年半年ということになります。これまで何度もこのブログに書いてきたことですから、改めて書くのもなんですが、経営改革の必要性をやっと認めたということです。それも、速度をもって実行するということです。

市長は明言されました。「地域医療は守る。そのためには西城市民病院は存続させる」と。そして、内部からも病院改革をしていただくように病院幹部とも協議していますので、近々回答が有り、方向性が示されると思いますとも述べられました。そして質疑の中で、「専門性を持ったところの、東日本税理士法人にお願いする」とハッキリと言われました。

詳しいことは本会議で委員長が報告しますので、彼に譲ることとして、私は自分の勝手な思いを書かせてもらいます。西城選出の委員が2名いるのですが、彼らは西城町民の反応ばかり気にした発言を繰り返していましたが、これはいただけませんでした。私の友人は東〇病院の事務長をしていますが、彼が聞けば「ワシらも庄原市民ぞ」って言うに違いありません。ある一定の条件を飲みながら妥協点を探ることも必要です。

地域医療・僻地医療の問題は複雑多岐で理解というか、どうすればいいという決定打はありません。医師不足と言って医師を増やせば直に医師過剰となるわけです。議会改革と言いますが、委員会改革も当然にあります。今回、委員会が複数年に亘って西城市民病院の経営について審議してきたことは、委員会改革の成果ともいえます。それは委員長や複数の委員が残って問題に当たったからです。

私達は行政視察の成果は絶対に出します。