調査特別委員会

[ 2010年2月24日(水) ]

本日、午前10時から、「職員不祥事に関する調査特別委員会」が開催されました。3月議会で、最終報告を行うことになりましたので、その取りまとめ作業の初日です。事前に各委員から意見を集めたものを一定のとりまとめとして提示(たたき台)したものを基に、議論しました。

これまで13回の調査特別委員会を開催しており、全てを報告できるものでもなく、エキス部分を報告しようとするのですが、内容が多岐に亘っており、本当に取りまとめには苦労しています。更に、それぞれの委員の考え方も十人十色であり、それを統一したものにするにはかなりの議論があるのは当然でもあります。

調査特別委員会として調査・審査した上での提言も行う必要があり、それぞれ細部については、一字一句まで議論が及びました。こういうことは非常に大切なことだと私は思います。それは、簡単に納得するのではなく、自分たちで作り上げた報告書だという意識がこれからの議会活動も変えていくのではと考えるからです。正に、適当に作った報告書ではないという自負心というものが生れます。

これから何度かの委員会の議論を経て報告書は完成していくのことになりますが、私は今回の調査特別委員会で行った議論は、これまでの議員活動の中で行ったものとは異質なものであったと思っています。100条委員会ではありませんでしたが、不祥事を起こした職員の背景を探っていくことは、組織の点検という側面も併せ持っています。管理の仕組み、管理職のあるべき姿、そういうものも明らかになってきました。

最終報告は、3月4日の本会議で行います。内容は、私のブログの資料室にアップしますので、4日以降にご覧下さい。