シルバー食堂

[ 2019年7月30日(火) ]

清渓セミナー番外編として、福岡先生提案の「シルバー食堂」について書かせてもらいます。「一人暮らしの高齢者の憩いの場」としてのシルバー食堂を全国各地に作りたいという先生の個人的願望をお話になりました。

そもそも何でこんなことを先生が思いついたかですが、70歳を超えた頃から、小中学校の同級生が結構頻繁に集まってはワイワイガヤガヤ笑って昔を語る機会が増えたのだそうです。そんなことがきっかけとなり、午前10時から午後3時までの営業で、300円程度でお茶やコーヒー+お菓子。700円程度で簡単なランチの提供という構想が浮かび上がったみたいです。

運営は、基本的には有償ボランティアで時給200円程度。食事係、お世話係、送迎運転手、体調管理係など、自分の経験が活かせる高齢者中心でやりたいそうです。場所は、自治体が空き店舗や設備を準備(行政負担)、【民官一体】公務員がボランティアで支える。コンセプトは、『元気シルバー 和気あいあい』です。

更に、午後3時過ぎからは、「子ども食堂」に変身するのだそうです。まず、学習指導係、読書係、ゲーム係、作文係、紙芝居係、悩みごと相談係(保護者対象)等をシルバー世代が担いますが、利用は無料で、最長午後8時までとします。確かに夢のあるお話ではありますが、1号店ができることを祈りましょう。