議会報告会

[ 2019年5月29日(水) ]

今年も議会報告会を開催します。私はくじ引きの結果1班(全部で5班)となり、最多の5会場を受け持ちます。7月3日から18日に一般会場21会場と、高等学校4会場、全25会場で実施しますが、現在、日程調整中です。

議会基本条例の制定を受けて始めた議会報告会ですが、平成23年度からですから今年で10回目を迎えることとなります。最初は、全員が同じ読み原稿を持って報告会に臨みましたが、今にして思えば、小学校の学芸会以下でしたね。「質問が来たら何て答えるのか」なんて、本気で心配していた議員もいましたが、まあ、習うより慣れよです。

3年前から高等学校の生徒を対象に議会報告会を実施する様になりました。選挙権が18歳に引き下げられたことを受けての主権者教育の意味合いからの実施です。ということは今年で4回目ということになりますが、そろそろ中学校でも実施する方向で検討すべきと私は考えます。実は、総務省は小学校に出向いての主権者教育を今年度から実施するみたいですが、詳細は未定。

どうやっても増えない投票率を何とか改善したい総務省ではありますが、政治に関心がないのか、政治が悪いのかは分かりませんが、選ばれた政治家とは言えない状況が続いています。高等学校に行って生徒と話すと、「議員のしている仕事がやっと分かった」とか、「議員の仕事って結構重要なんだ」という率直な意見が聞けて嬉しくなることがあります。

残念ながら、各地の自治振興センターで行う報告会への来場者が毎年減っているという現実があります。若い人は殆ど来られませんので、これからは職場へ出向いての開催も検討すべきかも知れません。