バッファゾーン整備が進む

[ 2019年5月30日(木) ]

以前のブログにも書きましたが、獣害対策から耕地部と山の間(最低30m)の木を伐採してバッファゾーンという緩衝帯を整備しています。業者が伐採しているのですが、「うちの山の木も伐って」という要望がかなりあり、景色が変わっていっています。

噂というものは独り歩きするもので、「山を整備してヤギ牧場ができるそうだ」なんてまことしやかに言う人もあったりします。確かは私は、除草機としてヤギを導入しようと考えているとは言っていますが、牧場までは考えていません。そりゃあ仲間と、「ヤギを飼ってヤギの乳でチーズを作りたい」という夢を語ったことはあります。

山の中に、イノシシが作った立派な国道1号線があったそうです。イノシシは私たちが思っているほど遠距離を移動する動物ではないみたいです。以前、テレビでイノシシを捕獲することを生業としている猟師の特集番組が放映されていましたが、「一定のテリトリー内で生活する習性です」と言われていました。一定とは、半径数百メートル程度みたいです。

皆さん、ヤギがイノシシの天敵だということをご存知ですか。どうもオスのヤギの臭いがイノシシは大嫌いみたいなのと、ヤギはイノシシを攻撃するそうです。ですから、ヤギを飼えば、除草機であり見張り番となるのだそうです。ただ、ヤギも訓練しないと、適当に草をむさぼるだけの怠けヤギになることもあるそうで、最初が肝心だそうです。

「新しい物好きの林がやることだから、ええことにはならんで」と言われない様に頑張りましょう。