― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2019年4月16日(火) ]
昨日、仕事の関係であるお宅を訪れたのですが、話しているうちに、共通の先祖を持つ親戚だと分かりました。夕食の時、96歳の母にその話をすると、そのお宅には子供の頃、遊びに行っていたと言うではありませんか。
驚いたことに、母はそのお宅の当時の当主の名前をフルネームで言いました。母は本当に子どもだったのですが、高門を通って遊びに行っていたと言いますから、昔の子どもは凄いと感心しました。この話が繋がった背景には、そのお宅のお母さんが他所から嫁がれた方でなかったのと、私の母もそうだったことが幸いしたと思われます。
これを書くと分かる人もあるのではと思いますが、庄原市で初めてドライクリーニング店を始めた人たちは親族であったみたいです。その後、そのお店で修業したした職人さんたちが独立して市内各所にクリーニング店を開かれたのだそうです。母はそのクリーニング店を手伝っていた叔父さんの家にも遊びに行っていたそうです。
正確な内容ではありませんが、私が知らなかったルーツが少しだけ分かった気がします。昔は口伝とまではいかなくても、親から子へと家の歴史が伝えられていたのではないでしょうか。今にして思えば、祖母は私に同じことを繰り返し言っていました。恐らく、母はもっと頻繁に同じことを言われていたのだと思います。
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