政務活動調査研修報告会

[ 2019年4月17日(水) ]

議員全員協議会終了後に、政務活動調査研修報告会が開催されました。政務活動費を使っての視察・研修ですので、情報共有だけでなく、視察・研修を活かす道を探るということからの報告会でもあります。

今回は、山田議員が、「議会改革・政策形成レベルアップセミナーin東京」、桂藤議員が、「富山型デイサービスについて」、坂本議員が、「地方議員研究会 政策力アップ基礎講座」について学んだことを自身の報告書を使って発表しました。庄原市議会のHPに報告書はアップされています。

冒頭にも書きましたが、視察・研修に行きましただけで終わらすのではなく、市政に活かすにはどうすれば良いかという知恵を出す報告会にするために試行錯誤しているというのが現状です。議会権限の概要としては、議決権、選挙権、監視権、意見明確権、自立権の5つに大別されますが、議会独自で政策立案し執行者に迫るということにはなっていないのです。

議会と執行者は車の両輪と良く表現されますが、自治法の構成上は事務を執行する執行者の権限は広範であり、議会の権限は限定的と言わざるを得ません。庄原市議会は20人の議員ですが、相手は500人以上の職員を抱えており、難攻不落といえます。もっともっと中央政府が、動ける議会・議員であるための法整備をすべきだと思います。