品位と品格

[ 2010年2月7日(日) ]

小沢幹事長は、品位の問題と表現され、朝青龍は、品格が問題と言われていますが、同じ意味でしょ。引退勧告を受けて朝青龍は引退を決意して、「責任を取って引退します」で、THE END。一方、小沢さんは、幹事長を続投。これでは、理解を得られないどころか、国民を馬鹿にしていると私は思います。

二人を同じ土俵で論じること自体が不合理であることは分かっていますが、話が早いから、書かせていただきました。相撲界も世代交代が進んでいます。貴乃花親方が理事になったから、彼の発言があったから、「引退勧告」が通ったのだと思います。身内から物申す人がいなくなることは、非常に危険だと思います。品格というなら、先ず、自分たちから襟を正すべきです。

品位の問題って、一体どういうことなんでしょう。犯罪を犯していることを、詭弁を弄して正当であるとは言語道断というものです。これが品位でしょうか。鳩山首相においては、「来る参議院選挙を小沢幹事長にお願いする」というような理解に苦しむコメントを平気で出す始末ですから、もう限界を超えています。このまま参議院選挙に突入するようであれば、恐ろしい選挙結果になるのでは。

国民の、品位と品格が試されることになります。