教育民生常任委員会

[ 2010年1月19日(火) ]

今日の臨時議会は、携帯電話の伝送路を確保する工事の締結と西城の生活交通に使うバスを取得する質疑と議決が大きなものでした。携帯電話は、庄原市の99.8%で通じるようになります(来年3月末に)から、ほぼ全域をカバーできます。

臨時議会終了後、「教育民生常任委員会」が開かれました。議題は、保育所の整備事業が主なものだったのですが、私を含め多くの委員から、統廃合計画を示さず、整備事業では順番が逆ではないかとの意見が出されました。どうもこの辺りが理解できないのですが、担当課長が説明できないことを説明させるのは誰なのか。もっと練り上げてから出せないのかと思います。

庄原保育所の建設予定地は、山の崎住宅の移転予定地であったのですが、そのことの整理ができているのか、私たちは聞いていないのですから、困ったものです。地元の子どもが入れない保育所は困るといって新築なった敷信みのり保育所に、既に地元の子どもが入れない現実をどうするのかと迫りましたが、増築ということを考えなければという答弁でした。

確かに、予想を超える速度で未満児が預けられる現実に追いつけないというのも分かりますが、追いかけながらでも対応するのが行政の責務ですから、ここが頑張りどころです。子育て環境の良いところに人が集まる傾向は顕著ですので、地域間格差が広がっていっています。非常にデリケートな問題だということも理解できますが、全てが沈むことは許されません。待ったなしの決断を迫られているのではないでしょうか。