70歳定年制

[ 2010年1月7日(木) ]

自民党が70歳定年制で揺れている。九州のお年寄りの議員さんは、自民党が駄目なら国民新党なんて言い出す始末。それに未だに北朝鮮云々発言には、もう、げんなり。我家のお袋まで、「どこの議員さんも皆、70歳でやめりゃあええ」と。

どういうことから、70歳という基準が出されたのかは知りませんが、公明党も70歳だったかな、国民の感覚からすれば、最大の譲歩で70歳かと。まあ、中には80歳を超えて尚、かくしゃくとした人も確かにおられることは認めますが、一般社会では、70歳を超えると現役引退と判断されますね。それと後進に道を譲るということもありますから、程ほどにされたほうがよろしいかと。

今回の藤井財務大臣の辞任も一応は、健康問題ということになっていますしね。私は別に高齢者全体を敵に回して戦おうとしているのではないことを理解していただきたいのですが、能や狂言の円熟味ということでは、年長の人にはかないません。画家や作家などの芸術家や俳優さんたちも味のある人たちが多いですね。この人たちはどちらかと言うと、個人プレーです。

私が70歳まで政治家をしているとは到底思えませんが、何か魅力か魔力が政治にはあるのでしょうかね。私が言うと、本当にと言われそうですが、政治家は体力が勝負のところがあります。知力よりも先ずは体力です。若手議員と喧々諤々するには、気力も必要ですし、迫力もいります。でも、出たいという人にどう説得すれがいいのやら。こんなことを書くと、また叩かれる私です。でも、みんな思ってるよね。