議員研修会

[ 2017年11月20日(月) ]

今日は、平成29年度 庄原市議会議員研修会を開催しました。龍谷大学政策学部教授の土山希美枝さんに講師においでいただき、「質問力を高める、議会力に活かす」との演題でお話を伺い、後半はワークショップ形式により質疑を行いました。

兎に角、良く喋る先生でした。一般質問の精度を上げるというか、成果を引き出す方法について、知識の限りを我々に伝授して下さいました。実行するかしないかは我々次第ではありますが、分かり易く説明・指導されたので、12月議会の議員の一般質問が劇的に変わるかも知れません。「たかが一般質問、されど一般質問」です。

私がそうだなと感じたものに、監査機能を持った質問というものがあります。「自治体運営や事業の執行について、その状況や効果などを検証、評価し、執行機関がなすべきことを適切になしているかをチエックする機能」をいいます。そのやり方は、事実を沢山調べて分析し、自分の主張を述べるという質問スタイルなんです。事実の分析が非常に重要です!

その他にも、いい「一般質問」とは、どんな質問か?とか、「いい一般質問がいかされない」は誰得か?、一般質問を「議場ひとりぼっち」のものにしない運用、一般質問を「議員ひとりのもの」にしない仕組み等、数々のアイデアと言うか、示唆をいただきました。彼女は実際に多くの議会・議員と関わって編み出した手法ですから、本当に説得力があり、その気にさせられました。