水道事業の視察

[ 2017年11月22日(水) ]

本日は、企画建設常任委員会で、旧庄原市と口和町にある浄水場や配水池などを視察しました。広島県が県内を統一した水道事業にしようと考えているので、先ずは、自分たちの水道事業の現場を見て回ることにしました。

何かトラブルが起きない限り、議員が浄水場などの現場を見るということはありません。旧庄原市の場合は、布掛山浄水場で市内全ての水を賄っていた訳ですが、合併後は、各町にある水道事業も統合しましたので、非常に広い面積の中にある多くの浄水場や配水池を抱えることとなりました。

今日は、そうして統合した施設なども見せて頂きましたが、庄原にある布掛山浄水場が昭和3年8月16日に給水を開始したことを知らされると、「えっ、90年」って一同ビックリでした。実は私も初めて知ったので、「良くもつもんだ」と驚きましたが、丁寧に使えば90年でも大丈夫だと分かりました(6回の拡張工事を経た施設です)。

口和町にある膜ろ過浄水場は、言うなれば、ハイテク浄水場といえます。変な例えですが、人工透析の浄水版とお考え下さい。かなり議論し、各地を視察して導入されたそうですが、維持管理コストが課題と感じました。送水管の状況を見ることは簡単にはできませんが、次回は、送水管の勉強会をしたいと思います。課題は、漏水です。