決算審査

[ 2017年9月5日(火) ]

今日から、予算決算常任委員会の分科会での審査が始まりました。企画建設に所属していますので、環境政策課、都市整備課、地籍用地課、建設課、4課の審査を行いましたが、行政に対する要望が増えており、地域の担い手不足を実感できます。

これまで住民でできていたことが高齢化等もあり、「何とかして下さい」という要望がドンドン出て来ています。一番は、環境整備というか、地域の草刈りです。子どもの通学路問題もそうです。空き家問題も深刻な影を落としてきています。取りあえず地域で何とかして欲しいが行政の本音だろうと思います。

これまで経験したことのない時代を生きている私達と言っても過言ではなく、家の前に降った雪さえもスコップで取り除けない高齢者世帯が増えています。隣の家も高齢者で、支えることも難しい時代となっているのです。勢い、役所に相談してみようとなるのですが、来て見てくれるかも知れませんが、解決にはなりません。

決算審査ですから、予算執行について適正だったか、事業効果はあったかなどが本来の審査ですが、有り余ったお金を使っている訳ではなく、最低限の仕事をこなしているのが実情ですから、「これはダメじゃないか」という意見は殆ど出ませんでした。最小の経費で最大の効果をあげるのが行政の使命ですが、年々、最小を更新している様に感じます。