一年を振り返る

[ 2009年12月24日(木) ]

私にとって最大の出来事は、そうです、市議会議員選挙です。どこでどうなったのか、未だに後遺症に悩んでいる、まさかの最下位当選。816人の方々にご支持いただき、首の皮一枚でギリギリ当選することができました。

仲間から、816票は、はやし高正の完全な基礎票であると言われました。恐らく、絶対にブレナイ人たちが自信と希望を込めて投じてくださった票であると確信しています。しかし、当選したといいながら、開票を見守ってくださっていた支援者に対して、「私の不徳のいたすところです」と陳謝いたしました。この時の気持ちは、過去の人生で味わったことのない、「惨め」さでした。

人は試練を乗り越えた大きくなるといいますが、その言葉のもつ意味がやっと分かってきたように思います。人生に無駄なことは一つもないと、掃除に学ぶ会で教わりましたが、正にそうです。市議1期目にして、かなりの仕事をこなしたと自負していた私ですが、皆さんからは評価していただけなかったのかと悩みました。結局、独りよがりでしかなかったのです。

どうして市議会議員になったのかと、自問自答を繰り返したことも事実です。投げ出したいとも思いました。しかし、816人の支持者を裏切ることはできません。そんな時、仲間が助けてくれました。会派「希望」で、共に頑張っていたY議員が、「このまま潰されてどうする。投げやりになっては駄目」と、アドバイスをくれました。彼は今は別の会派に所属していますが、影になり日向になり援助してくれています。

だいぶ元気が戻ってきましたので、来年は、庄原市議会の会派再編に動いてみようと思っています。議会改革をしようという仲間を募ります。議員年金も廃止の方向で調整されると思います。議員定数は、三次の率から判断すると、18名が適当かと。ネットによる議会中継の導入も絶対にしたいものです。そして、議会報告会の開催や、議会基本条例の制定。やることは山ほどありますね。