一年を振り返る Part 2

[ 2009年12月25日(金) ]

昨日に続いて、一年を振り返ってみましょう。何度書いても悔しい、新庁舎について書きたいと思います。何が悔しいかと言えば、現在地に建替えたことが一番悔しいですね。地元に対する経済波及効果は、皆無に等しいのではないでしょうか。

集う庁舎というコンセプトで攻めたのですが、頑として聞き入れてくださいませんでした。周辺の議員さんは、「私たちには支所があるから問題ない。これは、旧庄原の問題だ。」というスタンスでしたが、今でもそう思われているのでしょうか。私は、「失敗した」と思われていると感じています。所謂、市街地が動いてしまったのですから、住宅地に庁舎が建っただけの話しです。

現在地に建設する理由は、これ以上市街地が寂れることに歯止めをかける意味からも、賑わいの創出のためにも、現在地と言う訳の分からん理由で押し通されたのです。用地買収費がかかるとか言われたけど、現在地でも土地代はゼロではなく地価が存在していますから、正論とはなりません。結局、市街地でないと認めているのではないでしょうか。

建てたはいいが、安普請でしたね。自分の自宅なら、間違いなく大文句を言います。フロアーは暗いし、事務スペースは狭いし、駐車場はどこか分からない状態。それに、未だにオープニングセレモニーも出来ないのか、しないのか、ケジメがないね。空調も一括管理ですから、調整は風量のみ。窓はペアガラスではなく、普通の厚板ガラスですから、結露バンバンです。エコなのか、エゴなのか、理解できません。

挙句の果てに、ご近所の皆さんから、「ここにこんな大きな建物は建てて欲しくなかった」なんて言われる始末。あ~あ、最後までボヤキの私です。