惨敗

[ 2009年12月21日(月) ]

今日は教育民生常任委員会が開催されました。協議事項の一つは、庄原中学校の全面改築についてでした。庁舎建設よりも中学校建設を優先するのが筋と請願書を提出してまで戦った経緯がありますが、ただ建てればいいというものではありません。

現在の場所が最適とは思っていませんが、用地購入費がいらないという理由から、現在地でとなりそうです。しかし同じ考え方から、現在地に庁舎を建てたのですが、これは、失敗だったと私は思っています。旧庄原をどうするのかという基本的考え方がなく、思いつきで、あっちに体育館、こっちに文化施設ではありませんか。コンサル丸投げ行政と言ってもいいのではないでしょうか。

今日も議論となりましたが、小中一貫教育と一貫校の違い。建設計画が固まっている中で、一貫校は無理ということは理解できます。では、庄原の教育をどうするのか、どう進めていくのかというビジョンが示されません。言うは、知・徳・体ばかり。広島県教育委員会の本年度の取り組みも、知・徳・体ですが、これは、基本中の基本です。私が言いたいのは、庄原市は、どのように庄原の子どもを育て教育するつもりなのかと問うているのです。

挙句の果てには、それほど言うなら、議会ももっと議論してかかってこいという趣旨のことを言われてしまいました。ある議員が、「予算を通しておいて、あれこれ言うのでは負けだな」と言われましたが、正にその通りです。執行者のぶら下がり議会では議論もありません。では、庄原市の教育は誰が責任を持つのでしょうか。市長でしょうか、教育長でしょうか。私たち一人ひとりが責任を持たなければいけないのです。

今日は、そういうことで惨敗でした。ところで、こんな意見もあります→http://blogs.yahoo.co.jp/moe56421/34166798.html