― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2017年7月31日(月) ]
昨日は、板橋東営農集団で山口県周防大島を訪れました。これまでも何度か訪れていますが、ご縁を感じる島なんですね。今回も星野哲郎記念館に行きましたが、隣の文化交流センターに宮本常一の数々の遺品が展示してあることを初めて知りました。
全国都道府県議会会長に就任された柳居俊学さんは周防大島出身ですが、星野哲郎さんや宮本常一さんから少なからず影響を受けられたとものと考えられます。何となく、星野さんや宮本さんは、島の人たちのオピニオンリーダー的存在だったのではないでしょうか。島から多くの人々がハワイに移住していきましたが、成功して帰られた方々も相当数いらっしゃいます。
大島は今ではフラダンスが盛んで、全国から大島で開催されるフラダンスの全国大会に多数のティームが参加されています。そして、今年からだと思いますが、星野哲郎記念館主催で、金曜日はカラオケ歌合戦が始まっています。大島もご多分に漏れず、過疎とイノシシのまちですが、就学旅行を積極的に受け入れたり、空き家にIターン者を呼び込んだりと、頑張っておられます。
ですから、全国から視察がやって来られるのですが、「何でだろう」って頭を抱えて帰られるのが実態みたいです。私は連続して何度か大島を訪れてみて少しだけ糸口が見えてきた様に思います。周防大島は、その時その時の時代変化に敏感に反応することができる何かを持っているのです。何かとは、「徹底」だと私は思います。
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