風雲児トランプ

[ 2017年1月11日(水) ]

20日にアメリカ大統領に就任するトランプさんだが、自動車業界が目の敵にされている。国内産業の保護ということであれば、アメリカは孤立していくのではないか。強いアメリカを標榜して大統領になったのは事実だが、世界の大統領ではない。

世界秩序が大きく変わるかも知れないと思っているのは私だけではないはずだ。政治経験が全くないトランプ氏が推し進める政策は何かと世界の誰もが気をもんでいるのも事実である。組閣も本格化してきており、議会の同意が得られればトランプ政権がスタートするが、どうにも気になるメンバーが多すぎる。

自動車の話題で持ちきりだが、MRJやボーイング社の下請けの話題は出てこない。自国に都合の良い話だけをツゥィートしている様にもみえる。評論家の人たちは、「アメリカが大きく変わることはない」と読んでいますが、完全な株式会社アメリカになっていくのではと私は感じています。つまり、儲からないことはしないという国になるのです。

核の傘の下に置かれた日本の防衛についても、「自分の国のことは自分でしなさい」ということになるのでしょうか。台湾問題もクローズアップされてきています。韓国も内政問題でガタガタ状態です。世界中で、「いつ戦争が起きてもおかしくない」状態になってきています。風雲児トランプですかね。

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