議員全員協議会

[ 2007年8月13日(月) ]

本日、10時より議場にて「議員全員協議会」が開催されました。大きく5つの協議事項がありましたが、質問が集中したのは、「下水道工事(公共下水・農業集落排水)における工区設定と指名撤回について」でした。

協議事項の1番は、「庁舎建設について」でしたが、恐らく理事者側は拍子抜けだったのではないでしょうか。昨年12月議会で「新庁舎建設事業費の圧縮を求める決議」が可決されたわけですが、その決議に賛成された方々が誰一人質問されないという、正に珍事です。本体建設費の圧縮額は、たった9975万円だけですから、本当に不思議です。

2番目は、庄原市消防代表団綿陽市訪問についてですが、これは既に綿陽市から庄原市に消防関係者が訪問されており、今度は庄原から訪問ということのようです。ハッキリ言って観光旅行です。費用の説明がありませんでしたが、これほどの観光をするのですから、全額自費であろうと想像します。そろそろ綿陽市との友好事業も見直しをすべき時期が来ているのではと判断します。

3番目が質問が集中した下水道工事の入札のやり方変更についてですが、非常に感情論の入った答弁の連続で、心配りもここまでくれば、お節介の範疇ではないのかと感じました。庄原市のホームページの下水道工事の落札状況を見てもらえれば分かりやすいのですが、落札した業者はくじ運がいい業者なんだが、落札金額が異常であり品質のよい工事ができない可能性があるのではないかという理由などから工区設定のあり方を変えたという答弁でした。

中国新聞の報道にも有りましたが、7月19日の平均落札率は83.1%で、変更後の8月9日の平均落札率は95.6%となっています。私が問題としたのは、情報公開による透明性の確保が足らないという点です。市民が納得できる入札制度の導入を迫りましたら、10月度より一般競争入札(条件付)の導入や、電子入札の検討、入札前後の情報開示により透明性を確保する様に改めるという一定の答弁を頂きました。

4番目は、市内教職員の不法投棄についてですが、論外です。子供を教育している立場の者が、ゴミの不法投棄をしたわけですから、馬鹿馬鹿しくて話になりません。これから司法の判断を仰ぐそうです。5番目は、中国綿陽市青少年訪問団についてですが、これも消防団でも書きましたが、見直しの時期に来ていると言えます。9月の議会で、このことは質問してみたいと思っています。