視察

[ 2009年11月7日(土) ]

来週月曜日から2泊3日で、青森県の東通村とむつ市に視察に行きます。私が言い続けている、小中一貫教育を導入されている東通村と、段階的導入のむつ市の実態をつぶさに見させていただき、何とか庄原市にも導入したいと考えています。

このままでは、またしても旧庄原には1校の中学校になってしまいます。校舎建設の国からの補助金を獲得しようとすれば、1校でないといけないんだと力説される教育委員会ですが、補助金なんてなくてもいいじゃないかと私は思います。高等学校の空き教室の活用、休校している小学校の活用で、小中連携一貫教育を導入すればと考えます。

むつ市は財政的理由からと中学校の学力低下を受けて小中一貫教育の導入を決めた経緯があります。隣の東通村は原発立地による交付金などで村の職員として教員を採用したり、立派な校舎を建築したりして、教育環境を整備しているのとは非常に対照的ですが、両方を視察することによって、小中一貫の持つ課題も見えてくるのではと期待しています。

私は、旧庄原には、3校の小中一貫教育がいいと言っているのです。また三次を引っ張り出しますが、旧三次は5中学校で、小中連携の教育を行っています。旧庄原はかつて、7校の中学校がありましたが、1校に統合してしまったのです。統合して良かったという話を聞いたためしがありません。この話題は、視察先からもアップしますので、皆様のお考えも聞かせてください。