広島県庄原市 市議会議員 はやし高正

予想通りに民主党が都議会の第一党に躍り出ましたね。石原都政はこれから非常に苦しい議会運営を強いられることが予想されます。民主５４人（５８人擁立）ですから、凄いとしか表現できません。

自民３８と公明２３で、６１名となります。民主５４と共産８、ネット２の無所属２で、６６名となるわけです。ネットは民主と連携していますが、問題は共産党ですか。公明党も自民党との距離を置くはずですから、衆院選後の再編が予想不可能となります。自民分裂、民主も分裂。昨日の敵は今日の友となるのでしょうか。

１地方選挙だとうそぶいていた麻生さんですが、ついに本丸炎上模様になってきています。自分の手で解散すらできない総理大臣となりつつある麻生さん、おじいちゃんの「馬鹿やろう解散」を真似るつもりでは。もうここまでくれば、いつ解散したって大差ないように見えますが、延ばせば延ばすほど自民党と公明党の票は減ると私は考えます。

急遽、民主党の公認候補になった新人さんたちでさえ当選している現実を考えてください。奈良の市長選もそうですが、これまでの人では選挙が戦えない状況となってきています。都議会議員の投票率が１０ポイント以上もアップしたということは、選挙に行かなかった人たちが批判票を持って投票したということです。衆院選でも恐らく同じことが起きるでしょう。

私がブログに書いたとおり、東京は外国でしたね。士農工商の時代から決別した国家だと思います。