「舛添」効果

[ 2016年7月14日(木) ]

昨日は東城の八幡自治振興センターで議会報告会を行いましたが、今回は委員会視察を中心に報告している関係からか、はたまた、「舛添」効果からか、費用対効果を疑問視する質問が多かったですね。

どうして秋田まで行く必要があるのか、山梨の耕作放棄地は何が違うのかなど、そこまで出かけて行って勉強して庄原市にどう活かされたのかという質問です。わざわざ税金を使って行くのだから、効果が無いようでは無意味ではないですかというものです。結局、市民の皆さんが言いたいのは、「物見遊山で行っているのでしょう」ということなんです。

私は自分の考え方を正直にお話ししました。「答えは現場にあり」と言われますが、実際に自分の目で見ることに勝るものはありません。写真に撮って、帰ってから担当課に説明しても深い内容は伝わりません。政策は執行者のみが立案するのではなく、担当課の職員、議員、また、市民も巻き込んで総合的な政策に持っていく必要があります。

限られた時間で議会活動をつぶさに報告することは無理ですが、市民と対話することで議員の仕事、議会の役割を再認識することができると思います。これは以前のブログにも書いたことですが、会派で視察に行った内容を全議員に報告し、内容について全員で議論し、採用すべきは執行者に提言すれば、より効果的な視察となるのではないでしょうか。

今日のお昼のニュースで小池百合子さんが、「東京都議会の見える化」と発言されていました。