どうしてかな

[ 2009年5月29日(金) ]

今日は仕事で三次市役所の近くにオープンする飲食店に商品を納めさせていただきました。ご縁から紹介を頂いたのですが、話してみると知り合いがかなり重なっていました。世の中、広そうで狭いものですね。

庄原では、どこで昼飯を食べようかと考えることはあまりありません。ところが、三次市では考えるのです。新しくオープンするお店の付近にも飲食店は結構あります。中華やうどん、お好み、定食屋など、それは庄原の比ではありません。飲み屋さんもあちこちに結構の数があります。どうしてかな、こんなに差がついたのは。

三次は町が動きます。私が高校生の頃は、三次町が賑わいの中心でした。大学生の頃にプラザができ、やがてサングリーンができ、町が大きく変わりました。水害も一つの契機になったような気もします。昼間の人口がまるで庄原とは違います。それだけ働くところがあるということですね。

しかし三次の皆さんは、非常に危機感を持っておられます。尾道ー松江線ができれば、通過点になるのではと。道が一本開通しただけで、物の動きが変わってしまうからです。倉庫に積み替える必要がなくなりますから、物流倉庫が多い三次の工業団地の戦略はいかに。工場誘致ということは中々できないですね。

私が一番心配していることは、県立広島大学の庄原キャンパスです。何もない山の中で、本当に学生は満足しているのでしょうか。庄原市内に住まない学生も多くいるように聞きます。学生が来たい大学、学生が住みやすい町という切り口でまちづくりを考えなければ、昔は大学があったということになる可能性もあります。三次の大学になるの?