掃除の下見

[ 2009年5月26日(火) ]

6月14日に行う「庄原掃除に学ぶ会」の下見に庄原中学校に行ってきました。今から十数年前の第一回庄原掃除に学ぶ会を庄原中学校で開催したことを懐かしく思い出しました。

今回は、男子バスケットボール部からお話しがあって実現することになった経緯がございます。校長先生も教頭先生も、掃除に学ぶ会参加の経験がおありなので、掃除に学ぶということの説明をする必要はありませんでした。現場のトイレを確認して歩いたのですが、一言で言えば、キレイなトイレです。しかし、42年経過していることもありますが、学校が暗いですね。

私は昨日のブログにも書いていますが、市内3校化による小中一貫教育を提唱しています。お隣の三次市には、三次中学校・十日市中学校・八次中学校の3校があります。庄原小学校の建替え問題もありますので、中学校を建替えればそれで終わりという問題ではありません。県立高等学校の再編も現実に進められようとしています。空き教室も相当にあるはずです。

これまでの仕組みを変えずに物事を行うことは簡単かもしれませんが、疲弊したシステムと私は思います。でなかったら、各地の市町が教育システムをいじることはないでしょう。庄原の子どもは庄原の教育システムで教育することは、至極当たり前のことなんです。陰山さんを教育委員に迎えて改革を断行している大阪府の取り組みを非常に興味深くみています。

京都便教会を立ち上げた元教育長で、現在の京都市長も、あらゆる取り組みをされています。要は、改革をするかしないかということなんですね。全てを学校に委ねるのではなく、それぞれの責任分野で子どもを育てることをしなければなりません。教師による便教会も各地に立ち上がってきていますので、ドンドン、掃除の輪を広げていきたいと思っています。掃除の持つ不思議な力を体験してください。