本を読もう!

[ 2015年3月2日(月) ]

本日から、新年度予算の各分科会での審査が始まりました。教育民生分科会では、教育委員会の教育総務課・教育指導課・生涯学習課、3課の審査を行いました。

審査に先立ち、分科会として重点審査項目をあらかじめ設定しています。教育指導課では、「読書のまちづくり推進事業」。生涯学習課では、「図書館資料の充実」が重点審査項目となっていました。それは、昨年就任された牧原教育長の提唱されている「読書のまちづくり」が、予算面でも動き始めたことになります。

一番の目玉は、昨年から4名の学校司書を各学校に配置(司書が学校間を移動する)しましたが、新年度から何と一気に10名に増員することになっています。昨年の市費による司書配置が大きな成果を上げたことを委員会としても確認しましたので、学校図書館が大きく変わることは間違いありません。

また、庄原市の図書館の図書資料費は、県内最低の一人当たり130円だったのですが、何とか県平均の185.5円になります。それでも下位ですが、今後は議会も応援して図書資料は間違いなく充実していきます。そうそう、学校司書を配置している自治体は少なく、三次市も安芸高田市にもいません。これまでの遅れを取り戻すためにも素晴らしい判断です。さあ、みんなで本を読みましょう。