― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2013年5月15日(水) ]
5月24日に臨時議会が開かれることになっています。13日に行われた正副委員長会議(議長の要請により開催)でも話したのですが、臨時議会を開く明確な理由がなく、「何故」という疑問が残ります。今日の議員全員協議会でもそんな意見が出されていました。
臨時議会の議案は、雇用促進住宅(宮平宿舎)の取得と設置管理条例について、旧ニッテツグランドを土地開発公社から市が買い戻すことが主なものです。この2題は既に予算も可決しており、今更何を議論する必要があるのかという感じです。緊急であるなら、4月の臨時議会に提案すれば良かったのではないでしょうか。あるいは、急ぐ必要がないなら、6月議会でも構わないでしょう。
そもそも、臨時議会を開催する基準はどこにあるのかということです。執行者が決めたから議会を開けとしか受け取れません。議長と副議長に執行者から打診があったはずですが、それはスルーで?、正副委員長会議を開催して事前説明で既成事実化。更に、議員全員協議会でも説明しました。さあ、これで後は議会運営委員会を開けば万全となります。
片山さんが鳥取県知事時代に言っていた、「猿芝居か学芸会」という言葉をふと思い出しました。議会側からの発信がないと、議会は何も言われませんから問題ないでしょうと正に既成事実化されていきます。これまでのやり方を踏襲してとかじゃなくて、変えるべきは変えるという議会としての方針を出すべきです。議会改革なんて言う以前の問題です。
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