今日も山でした

[ 2013年5月14日(火) ]

読者の皆さんには、「また山に行ったんか」と言われそうですが、また行っていました。今日は友人が炭焼きの研究に三次からやって来ましたので、講釈しながら炭窯の口を耐火煉瓦で塞ぐ作業をし、窯を乾燥させるために窯の下から火を焚き始めました。

彼はひょんなことから、炭窯を5基あずかっているのだそうです。しかし、誰も手伝う人もなく1人で炭を焼くことをためらっているのだと言っていました。炭窯は使わなかったら湿気を帯びてしまい、火を入れるとクラック(割れ目)が多数できてしまい思う様な炭が焼けなくなります。これを「息をする」と言いますが、最悪は、材料が全て灰になったりします。

板橋さとやま学びの森の炭窯は、補修を繰り返しながら炭を焼いています。1000度近い高温になりますので、積んでいる石が割れたり炭窯の口を塞いだ粘土がひび割れてしまいます。安く焼こうと思えば地面に穴を掘って材料を入れて土をかければ簡易炭窯にはなりますが、良い炭は焼けません。均一な炭を焼くことを目標としていますので、頑張って炭窯で焼き続けている訳です。

原価計算をしたことは無いのですが、今回の1窯当たりで考えてみると、材料の切り出しと収集運搬で、10人役程度。炭窯に材料を入れる作業に4人役、今日の窯の口を塞ぎ火入れに2人役です。更に焼いている間の見守り作業も必要ですが、昼夜は問いません。そして、焼けた後の炭出し作業と窯の後片付けなど4人役程度。思いつきで書いただけで20人役以上は必要です。

6月2日の「山の日」午前11時からの炭出し作業の体験をされた方には、焼けたての炭をプレゼントいたします。滅多とお目にかかれない、焼けたてです!