― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2008年5月28日(水) ]
言っているようで言っていない言葉「ありがとう」。どうしてかこの地方では「すみません」と直ぐに言ってしまう癖があるみたいです。基本的に「ありがとう」と「すみません」は違いますよね。
私が大学生の時に色々な物販のアルバイトをしていたのですが、商品をを渡してお代を頂くときに、「すみません」と言ってしまうのです。すると、店の大将が、「なんで、すみません言うんや」と私にクレームをつけます。お客さんには、「おおきに」でええんや。自分でも「おおきに」と言わなければと思いつつ「すみません」を連発するので、本当に苦労しました。
「ありがとう」とは別にもう一つ苦労したのは、「ああ、疲れた」、「ああ、しんど」という言葉でした。これも大将から、「疲れた言うな。わてらまで、疲れた気分になる」と言われてしまいました。この口癖も直すにはかなりの努力がいりました。しかし、言われてみればそうの通りで、「おおきに」という言葉は便利です。イントネーションを変えるだけで、色々な場面で異なった使い方ができます。
そうなんです。「ありがとう」も全く同じことが言えます。とりあえず、「ありがとう」でいいのです。怒られても「ありがとう」。褒められても「ありがとう」。謝るときも「ありがとう」で、事足ります。「ありがとう」と言われた相手も、嫌な気にはなりませんから、これ不思議。
さあ、みんなで「ありがとう」です。「ありがとう」の門には福来る。
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