員外議員で視察

[ 2008年5月29日(木) ]

今日は午後から「環境・新エネルギー問題調査特別委員会」の視察に員外議員ですが、同行しました。最初に工業団地にあるジュオンの実験棟を見て、東城のリフレッシュハウス東城に設置された木質ボイラー設備を視察に行きました。

既に操業している施設を見るわけですから、議論の余地は殆どないと言っても過言ではありません。では、どうして視察に出掛けたのでしょうか?特に同行した私やH議員は、他の特別委員会のメンバーなんですが、やはり興味があるからでしょうね。興味とは、本当に実用化できるものかということです。

そのあたりが特別委員会の人にも「ひっかかる」ところではないのかなと思います。どうして布野から東城まで搾りかすを運んでボイラーを焚く必要があるのか。設備費は今のところ庄原市には関係ないようだが、将来にわたってそうなのか。考えれば考えるほど、山から木を切り出す人が不足しているのではないかなど、悩みは尽きない訳です。

循環型社会の形成という大きな命題を背負っていることは理解していますが、あまりにも性急にことを進めすぎているのではないのかなど、食糧問題も含めて、議論すべきではないのでしょうか。要は、質素倹約すれば環境破壊の速度は緩やかになることは分かっています。だったら、あるものを活かす生き方を提唱、実行しようではありませんか。

今日の視察で感じたことをありのままに書かせていただきました。H議員と話したのですが、「電気自動車の実用化は近いですね」と。やはり、核心にあるのは、自動車だと私は思います。