― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2008年4月20日(日) ]
今日の午後から島根県の木次に行って来ました。別に当てがあるわけでなく、ただぶらりとドライブです。高野から島根に越して山を抜けて木次に着きました。川沿いの桜は散ってしまって葉桜となっていました。
何故に山の中にと思われるでしょうが、「里山」の新年度の構想を練っているのですが、良いアイデアが出てこず困っています。そこで、いっそのこと山の中を訪ねようと思った次第です。里山の暮らしという場面には出くわさなかったのですが、山と共生しているなと感じたのは、和牛が放牧されている風景でした。私は次回は、牛を飼いたいなと正直思いました。里山には、牛や鶏などの家畜が必須ではないでしょうか。
山と一緒に暮らすというのが里山文化だと思います。タタラなどはその代表ではないでしょうか。石見銀山などは里山を越えた例ですが、里山から生まれた文化は沢山あるはずです。刃物の進化、炭の文化も里山発です。料理の文化も里山発が多いのではないでしょうか。山の作業から生まれた道具もしかりです。そうなると、山に住むということ、実践がいるのではないかと運転しながら考えていました。
夢と現実がごちゃ混ぜ状態になっていますが、山に暮らさないと里山の具現化は難しいでしょうね。そこまですることが良いことなのか、やり過ぎなのかということも考えなければなりません。現代社会に掉さしてまですべきことではないでしょう。
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