― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年1月22日(日) ]
隠岐郡海士町の山内町長の18番のフレーズだが、北海道夕張で頑張っている村上智彦医師も、「地域を変えるのは、よそ者、若者、ばか者」と言い切っておられます。
あの潰れた夕張にやってきて、夕張市立総合病院を在宅・予防医療を中心とした医療センターに縮小したのが村上医師です。読売新聞に紹介されていますが、彼は、瀬棚町で地域住民を定期巡回する保健師と一体となった予防医療を推し進め、老人医療費を半減させた実績があります。
彼の発言はストレートで、公金に頼らない自助医療を説いています。つまり、自分たちで知恵をだし、いつまでも安く高品質な医療を求める非常識を改めなければならいと。そのためには、予防医療に感心を持つべきだと。高額な医療が必ずしも幸せではないとも。
「先を見る改革者がいれば夕張の破綻はなかった。変革時の身を削る決断は、しがらみのある地元の人にはつらい。私は嫌われ者になる覚悟でやってきた。結果として10年後、次の世代の借金が減り、住民が健康で長生きできれば、それでいい」と。
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