― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2007年11月22日(木) ]
教育民生常任委員会で東城小学校と東城中学校を視察してきました。学校適正化配置と耐震改修工事の検証です。歴史的と言われるが、築60年以上経過した東城小学校は非常に寒く、暗く感じられる学校でした。庄原小学校と庄原中学校と同じく、耐震化工事ではなく建て替えの方向で検討されている建物でもあります。
統廃合という言葉ではなく、適正化配置と言えば聞こえはいいように感じられますが、どこをとって適正化なのか理解できません。私の住む板橋では、地元板橋町学校に上谷小学校が来年から統合されます。上谷の隣は、本小学校であり、峰田小学校なんですけどね。同じ敷信地区の実留小学校も来年から板橋にやってきますが、上谷とはまるで違います。保育所の統合から議論を重ねてきての統合ですからね。
私は今日の委員会でこう発言しました。「個人的意見ですが、私は学区撤廃論者です」と。学区があることでのメリットやデメリットがあることは当然理解できますが、選択の幅が狭められているということも言えるのではないでしょうか。地域エゴで教育を語ることがあってはいけません。反論もあるでしょうが、子供を自分たちのものであると勘違いしていませんか。子供の代弁者が大人であってはいけないと私は思います。子供の意見は誰が聞いてやっているのですか。どこかの島で暮らしてみたいという希望があるかもしれません。案外、押し付けているのは地域や親かもしれません。
我々は学校に過度の期待というか、何でもかんでも押し付けているのではないでしょうか。近頃流行のクレーマーですが、まるで言いがかりですよね。これは親を教育すべきですが、だれがそのことを親に伝えて実行するのかとなると、教育委員会ではないことだけは確かです。家庭内暴力とか、引きこもり問題も根は深いものがあります。不登校児童問題も解決の特効薬なんてありません。微妙な変化についていけない子供が自分のどうにも表現できない気持ちを主張しているのではないでしょうか。
訳のわからないブログになりましたが、いまいち頭が整理できません。
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